脂質異常症

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脂質異常症

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  • 脂質異常症は高脂血症と呼ばれることもありますが、血液中の脂質が基準値を上回った状態を指します。
    血液中の脂質の値は、様々な判断基準があり、主には高コレステロール血症、低コレステロール血症、中性脂肪の3つの値で判断します。
    脂質異常症になると血管に脂質が溜まっていき、ひどい場合は、血管内が狭窄し、動脈硬化が進み、その弱った血管が切れたりすることで、脳卒中や心筋梗塞を発症する可能性があります。
    当院では、脳卒中や心筋梗塞などの合併症が発症するのを未然に防ぐために、定期的に血液検査などでデータを確認して、適切な治療を提供いたします。

下記ような方は医療機関を受診しましょう

  • 健康診断で脂質異常症と指摘された方
  • アキレス腱に脂肪のかたまりがある
  • 黒目の周りに白い輪がかかっている
  • 食後の強い眠気がある
  • ときどき胸が痛くなる
  • 少し歩くと足が痛くなり、少し休むと症状が和らぐ

上記に該当する方は、脂質異常症の可能性ならびに、動脈硬化が進んでいる可能性があります。
動脈硬化を放置すると脳梗塞や心筋梗塞など重篤な病気を合併しやすくなります。
後悔する前に脂質異常症を専門的に診療できる医療機関を受診しましょう。
立石クリニックは循環器内科専門医が常駐している医療機関です。脂質異常症のことで相談がありましたらお気軽にご相談ください。

※下記は健康診断での基準

LDLコレステロール 140mg/dL以上 120~139mg/dL 高LDLコレステロール血症 境界域LDLコレステロール血症
HDLコレステロール 40mg/dL未満 低LDLコレステロール血症
トリグリセライド (中性脂肪) 150mg/dL以上 高トリグリセライド血症

脂質異常症を放っておくと

脂質異常症はそれ自体で症状が出たりはしませんが、放っておくと、血管内に脂肪の塊(プラーク)ができて血管を狭めるため、通常以上に負荷がかかる状態になります。
その状態が悪化すると、動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞など、重篤な病気を誘発する可能性が高くなります。
以下、脂質異常症を放置した際のリスクの一部になります。

動脈硬化(アテローム性動脈硬化症)

高コレステロールや高トリグリセリドの状態が続くと、血管内にコレステロールが蓄積し、動脈硬化が進行する可能性があります。これにより、血管が狭くなり、血流が制限され、心臓病や脳卒中のリスクが増加します。

冠動脈疾患

高コレステロールが続くと、冠動脈(心臓の血管)にコレステロールの斑塊が形成される可能性があります。これにより、冠動脈が狭窄し、心臓の酸素供給が不足することがあり、心筋梗塞などの心臓疾患のリスクが高まります。

膵炎

高トリグリセリドの状態が続くと、膵臓が炎症を起こすリスクがあります。この炎症は膵炎として知られ、腹痛や消化不良などの症状を引き起こす可能性があります。

脂肪肝

高トリグリセリドの状態が続くと、肝臓に脂肪が蓄積し、脂肪肝が発症する可能性があります。進行すると肝機能が損なわれ、肝炎や肝硬変につながることがあります。

代謝症候群

高コレステロールや高トリグリセリド、高血圧、肥満などが組み合わさった状態を指し、心血管疾患や2型糖尿病のリスクが増加します。

脂質異常症の原因

脂質異常症はそれ自体で症状が出たりはしませんが、放っておくと、血管内に脂肪の塊(プラーク)ができて血管を狭めるため、通常以上に負荷がかかる状態になります。
その状態が悪化すると、動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞など、重篤な病気を誘発する可能性が高くなります。
以下、脂質異常症を放置した際のリスクの一部になります。

遺伝的要因

脂質異常症は遺伝的な要因によって引き起こされることがあります。家族歴によるもので、両親や祖父母などの親族に脂質異常症が多い場合、自身も発症するリスクが高まります。

不健康な食生活

高脂肪・高カロリーの食品を摂り過ぎることは、脂質異常症を引き起こす可能性があります。特に飽和脂肪酸とトランス脂肪酸を多く含む食品は、コレステロールの上昇や動脈硬化を促進する可能性があります。

肥満

肥満は脂質異常症のリスク要因として知られています。肥満の状態では、体内の脂肪組織が増加し、脂質代謝に影響を与える可能性があります。

運動不足

運動不足は脂質代謝を悪化させ、脂質異常症のリスクを高める可能性があります。

喫煙

タバコの喫煙は血管を収縮させ、動脈硬化を進行させるため、脂質異常症の発症リスクを増加させることがあります。

糖尿病

糖尿病の患者は、高血糖が脂質代謝に影響を及ぼし、脂質異常症の発症リスクを高める可能性があります。

薬物や疾患

一部の薬物や特定の疾患も脂質異常症の原因となることがあります。例えば、抗精神病薬や抗HIV薬など一部の薬物は脂質代謝に影響を及ぼす可能性があります。

これらの要因により、脂質異常症が発症する可能性が高まることがあります。
脂質異常症の予防や管理には、健康的な食生活の維持、適切な運動、喫煙や過剰飲酒の回避、必要に応じて薬物治療などが含まれます。
病態や血液検査の数値により、服用いただきたいお薬や治療方法が異なりますので一度、ご来院いただけますと幸いです。

脂質異常症の原因

脂質異常症の治療は主に、栄養療法(食事療法)、運動療法、生活習慣の改善、お薬の服用の4種類を組み合わせて行います。
上記、治療方法でご自身がどちらに該当するかは、病態や血液検査の結果に基づき、診断いたします。
放置していても脂質異常症は進行するばかりです。医療機関を受診するか迷われた際は一度、医療機関を受診しましょう。
立石クリニックでは循環器内科専門医が常駐しているため、脂質異常症を専門的に診療することが可能です。

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